![規格住宅検討中の人](https://takapiyohome-ai.com/wp-content/uploads/2022/09/ym209478575109101222311.png)
多くのハウスメーカーを巡ったけど、どこの規格住宅にすればいいのかわかりません。
ハウスメーカーによって家の性能や建材は違うようですが、選ぶにあたってなにか判断基準はありますか?
こういった疑問に答えていきます。
この記事でわかること
・規格住宅を比較する際は「せやま基準一覧表」を参考にすると便利
・せやま基準一覧表に当てはまらない場合の対処法
・「ほぼ」せやま基準の我が家の住み心地
ハウスメーカーを巡ればめぐるほど、どういう基準で選べばいいのか分からなくなってきますよね?
選ぶ基準は営業さんですか?家のデザインですか?それともフィーリングですか?
最終的には個人の価値観になりますが、「性能面を重視したい!」という方への参考ツールとして「
せやま基準一覧表は一言で言うと「家の性能のチェックリスト」です。
今回、実際にせやま基準一覧表を参考に規格住宅探しをした僕が、
せやま基準についてはこの動画を参考にしてください.
せやま基準一覧表は、せやまさんのホームページから無料ダウンロードできます。
規格住宅比較のための有効なツール【せやま基準一覧表】
性能面の比較にはせやま基準一覧表が便利です。
その理由は以下2つ。
・素人でも気にすべき内容が一目でわかる
・表を使うことで簡単に比較ができる
これらの理由により、知識がない人でも使いやすく便利です。
チェックリストになっていることで「
とてもキャッチーな動画になっており、家の知識がない方でも楽しく学べます。
![たかぴよ](https://takapiyohome-ai.com/wp-content/uploads/2022/09/cropped-IMG_6162.jpeg)
規格住宅でもせやま基準一覧表を使う理由
規格住宅を購入する方も、せやま基準一覧表を使うことをおすすめし
理由は性能が低すぎる規格住宅の購入を避けるため。
規格住宅は割安なため、
ですが、値段だけを見て購入すると、「
光熱費や修繕費がかかるようでは割安で買った意味がありません。
規格住宅に高性能を求めることはできないけど、
その判断基準として、この「せやま基準一覧表」は便利です。
せやま基準一覧表の使い方
せやま基準一覧表の使い方は簡単です。
各項目に沿って、家の性能を照らし合わせていくだけ。
ここからは、実際に僕がどのようにせやま基準一覧表を使ったのかを話していきます。
実際の使い方
簡単にお伝えすると以下の通りです。
使い方の流れ
- ダウンロードページからせやま基準一覧表を複数枚印刷する
- ハウスメーカーの打ち合わせ時にさりげなくチェックリストの内容を確認
- パンフレット等で家でも細かくチェック
これだけです。
ただ、注意点がいくつかあります。
注意ポイント
①打ち合わせ時にはチェックリストの存在はなるべく伝えないほうがいいかも(たぶん嫌な顔されます)
②複数のハウスメーカーを全部チェックするのは時間がかかる
実際にチェックリストの存在を知られたら微妙な顔されました(もちろんそこはお断りした)。
チェックに時間がかかることに対しては、項目に優先順位をつけてまずはそこで比較すればいいと思います。
順位をつけるなら窓・気密・断熱。
ここで複数社を比較し、劣る会社はその時点でお断りするか変更費用を聞く。
(そんな会社あるのかは知りませんが・・・)
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せやま基準一覧表に当てはまらない場合
その場合の手段は2つです。
①少しでもせやま基準に近づけるために仕様を変更してもらう
②妥協する
仕様を変更する
変更希望を伝えて見積もりを出してもらいまししょう。
それで予算的にできるならすればいいですし、
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妥協する
規格住宅で仕様変更の予算が足りないならば、
ちなみに、
けど、窓・断熱・気密はある程度はクリアしていましたし、
![たかひろ](https://takapiyohome-ai.com/wp-content/uploads/2022/09/cropped-IMG_6162.jpeg)
せやま基準一覧表に「ほぼ」当てはまる我が家の住み心地は?
我が家はせやま基準の窓・断熱・気密において完全ではないですけど、ほぼ当てはまっています。
そんな我が家の住み心地はどうかと
良い点
賃貸時代と比較して良いなぁ~と思う点は
・6月〜9月はジメジメしない(湿度は上がるが賃貸ほどではない)
・ほこりをあまり見かけない(気密性と1種換気のおかげ)
・エアコンがすぐに効く(気密性がよいため)
・冬は窓があまり結露しない(樹脂窓のため)
・光熱費安い(太陽光パネルのおかげ)
もっとありますけどざっと思いつくのはこんな感じです。
賃貸時代と比較しかなり快適です。
湿度も上がりすぎないので、床がべたつくことはないですし、靴にカビも生えません。
悪い点
もちろん悪い点、というか良くない点もあります。
それは、冬の室温が思っていたよりも低かったことです。
そもそもの断熱が足りないのですが、ほかにも原因はありそうです。
・床材の選択失敗?(床が冷たいので厚手靴下必須)
・リビングの引き違い窓が多すぎた
せやま基準ですと、ちょうどいい塩梅はZEH基準(断熱等級5)です。
同じ等級でも建材や換気計画により体感は異なると思います。
ですが、せやま基準の家では、まったく寒くない家を作るのは難しい、と思っておいたほうがいいかもしれません。
我が家は関東5地域ですが、真冬の室温は10℃、ひどいと一桁台になります。
![](https://takapiyohome-ai.com/wp-content/uploads/2023/06/IMG_4570-1-576x1024.jpeg)
2月の朝の室温
まあ、それでも賃貸よりはかなりマシなのでトータルよしとしています。
賃貸の頃は寒すぎて、暖房パワフルモードにダウン着てさらに羽毛布団かぶって寝ていたので・・・苦笑
なので、寒冷地でなければそこそこ快適だと思います。
「そこそこ快適」程度なら高いお金は払いたくないので、規格住宅でせやま基準にほぼ当てはまるのなら十分じゃないでしょうか?
室温は低いですけど気密はいいのでエアコンはめっちゃ早く効きます。
この「エアコンの効き」が賃貸と大きな違いの1つです。
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まとめ
以下まとめです。
・規格住宅検討者もせやま基準一覧表を使うべき
・せやま基準一覧表は素人でも簡単に使うことができ、また、勉強すべき項目もわかる
・せやま基準一覧表の使い方は、印刷して打ち合わせ時にチェックしていくだけで簡単
・せやま基準に当てはまらない場合は、追加費用を払うか妥協するか
・ほぼせやま基準の我が家は冬は少し寒いけど、トータルで考えてかなり快適
以上となります。
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